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霊能者が教える恋愛術

第10回　再会愛

再会愛とは、いったん解けてしまった赤い糸を再び結び直すことです。
復活愛に比べて、再会愛という言葉はまだ電話占いの業界でもあまり普及していないと思います。この言葉は元々、私が造語したものです。日々の電話相談の中で「過去に出会ったことがある男性と再会し、できるなら交際したい」と願う女性が案外と多く、彼女たちの愛の欲求を簡潔な言葉で言い表したいと考え、それに「再会愛」という名を付けました。

スピリチュアル関係の本などでは、ツインソウル（魂の双子、現世に男女として誕生すれば必ず結ばれ、同性の場合は生涯の親友となる）の男女は必然的に結婚するような旨が書かれていますが、これは誤りです。たしかに多くのケースでは、ツインソウルの関係にある男女が同時期に現世に誕生した場合、見えない力で互いに引き寄せられ、恋愛に陥り、結婚しますが、100％の確率でそうなるとは限りません。

何かの拍子でツインソウルと一度だけ関わりを持ったものの、そのままになってしまうことも多くの実例としてあるのです。そうしたケースを恋愛関係、あるいは婚姻関係にまで導いていくのが再会愛の骨子です。

実際の鑑定で再会愛について相談されると、まず相手が現在、どこで何をしているのかという状況把握の霊視から始めなくてはなりません。例えば「昔、一度だけ会った男性のことが今も忘れられません。彼の住所も連絡先も分からないのですが、何とか再会することはできないでしょうか」と言ったご相談を受けることもあります。そうした人探しについては興信所などの専門調査機関に頼んだ方が確実かとも思うのですが、こちらも相談を受けた以上は霊視の力でできるだけの情報を集めます。その男性が今、どこに住んでいるのか。どこへ行けば再会することができるのか。さらに彼は今、シングルなのか。それともすでに恋人や奥さんがいるのか、といったことも全て霊査します。その上で彼が相談者にとってのツインソウルであることが判明し、さらに再会できる可能性も高ければ、それを実現するための具体的な行動アドバイスをいたします。同時に念飛ばしをベースとした私独自の祈念術を行使し、相手との再会が現実となりやすくなるようにサポートさせていただいています。

つい最近、相談を受けたケースでは、三年近く前に派遣社員として勤めていた会社で親しくなったものの、派遣期間が終わってからは一度も会っていない男性のことが忘れられない。どうにかしてこの男性と再会し、できれば交際したいという女性がいました。相手の勤めている会社が分かっているので再会は容易ではないかと思ったのですが、実際に霊視してみたところ、その男性はすでに当時勤めていた会社を退社しており、別の会社に転職していることが判明しました。

また、彼は未だに独身で恋人もおらず、しかも相談者の方とツインソウルの関係であることも分かったので、霊視のパワーを最大限に引き上げて探査したところ、彼が休日によく通っているカフェの所在地を何とか突き止めることができました。相談者にそのカフェの所在地を伝え、翌週の週末にさっそく行っていただいたところ、無事に彼と再会することができました。現在、その相談者は念願が叶って彼と交際中です。私はこのケースでは、祈念術は一切用いませんでした。それでも恋人関係になることができたのです。

先にツインソウルと結ばれる確率は100％ではないと言いましたが、天の配剤というべきか、再会することさえ叶えば自然に恋愛関係になることができるようです。私としては霊能力を使ってそのサポートをさせていただくという気持ちでおります。

再会愛の成就を望まれて私の鑑定を受けてみようと考えている方に、いくつかお願いがあります。ひとつ目はできる範囲でかまいませんので、相手の所在地や現在の状況などをあらかじめご自分で調べてみて欲しいということです。少しでも事前の情報があるとその分、霊視がはかどります。また、ご自分で調べた結果、あるいは私の霊視の結果、相手の男性にすでに恋人や配偶者がいることが判明した場合は、誠に残念ですが潔く諦めていただきたいと思います。たとえそれがツインソウルの相手であったとしても、先に言った通り、100％結ばれるわけではありません。それは輪廻転生の摂理なのです。それでもなお諦めきれないという方は、私とは別に略奪愛の成就を得意とする霊能者をご紹介させていただきますので、あらためてそちらの鑑定を受けてください。その旨、宜しくお願いします。